カラフルな看板に彩られ、さまざまなアジアの飲食店やショップが軒を連ねる新大久保は、日本に居ながら海外気分が味わえることから女性にも人気の街。
観光客に根強い人気の「コリアンタウン」に「イスラム街」、中国、ネパール、インド、ベトナムなどの店が増え、もはや日本とは思えないほど多国籍化が進んでいます。
今回は、そんな多国籍な文化が集結する新大久保・大久保の取材レポートをお送りします！
新宿へのアクセス抜群の新大久保
R山手線の新大久保駅は、新宿のお隣駅にあります。電車で約2分、新宿から歩いてもJR新宿東口からは約15分、西武新宿線の新宿駅から徒歩約10分の距離なので、新宿を訪れたついでに徒歩で新大久保にも立ち寄る人も多くいます。
新大久保の駅前にはメインストリートの大久保通りがあり、その道が大久保駅へと続いています。新大久保駅から大久保駅までは歩いて10分程度です。
大久保通りの両側には、韓国を中心に中国、インドなど多国籍な店が軒を連ね、その異国情緒を楽しもうと連日、観光客で賑わいます。
大久保通り
韓国の情報発信基地！コリアンタウン
なかでも、日本屈指の「コリアンタウン」として有名なのが、駅前の「大久保通り」から東側に広がるエリア。
この大久保通りには韓国以外にも、中国、ネパール、ベトナム、タイなどのレストラン、雑貨屋、食料品店などが混在します。
そして、この大久保通りから職安通りを結ぶ小道、通称「イケメン通り」は韓国人経営の店のみで形成され、コスメや雑貨屋、そして本場の韓国料理など、まるで韓国にタイムスリップしたよう。
「ここは韓国？」と思う韓国料理店やショップがひしめき合うように軒を連ねています
イケメン通り
韓国といえば韓国コスメやK-POPアイドルですが、なかでも、女子に人気なのが韓国グルメの食べ歩き。韓国式チーズドッグ「チーズハットグ」、「トッポギ」、そしてインスタ映えするスイーツなど盛りだくさん！
大久保通りから職安通りを結ぶ小道、通称「イケメン通り」。この道は韓国の店のみで形成され、韓国にタイムスリップしたよう。
韓国コスメはお値段もリーズナブル。シーズンもののカラーメイクなどがしたい場合などにショッピングするととても楽しいですよ。あれこれ試してみるのも楽しいですよ。
筆者のおすすめは「エチュードハウス」という韓国コスメのお店。←ブランドでは？新大久保駅から徒歩6分の「the shiny」というお店でゲットできます。パッケージ買いしたくなるくらいカワイイですよ。
物価が格安、食材が充実のイスラム横丁
イスラム横丁
どれもお手頃価格。初めての食材でも挑戦しやすいですね。
コリアンタウンにとどまらず、数年前から話題の「イスラム横丁」もあります。
場所は新大久保の駅前から数分。イスラム教の戒律にのっとった調理・製造の「ハラール（HALAL）」食材を扱っている珍しいお店が点在します。
さまざまな香辛料もあるので、エスニック料理などを食べたい人にもおすすめ。
なんと言ってもイスラム横丁は物価が安く、新宿八百屋は、ちょっと珍しい野菜も扱っています。
この手前の路地を曲がったところには激安の魚屋さんもあります。
豆腐や豆にスパイス、野菜に魚、さらにエスニック食材など、非日常の雰囲気が味わえるので、大久保に行くときはついでにイスラム横丁にもお立ち寄りください。
新大久保エリアの日常の買い出しは？
新大久保駅はコリアンタウンとして有名なので、もちろん韓国系のお店が多いのですが、ちゃんと日系のお店もあります。それが「ドン・キホーテ 新大久保駅前店」です。
他のドン・キホーテとの違いは、韓国の市場を想像させるかのような店頭ですね。そこに、所狭しと並べられた韓国フードが並べられていました。もちろん、一般的な商品も購入できます。
新大久保から約400mくらい（約がついてるのでくらいは不要）のところには「肉のハナマサ」もあり、その他、食材店やスーパーが何件もあるので、自炊をこよなく愛している人も、新大久保駅エリアは、住みやすい街と言えるでしょう。
新大久保を歩いていると「違いを認め合い共存する」という思いが伝わってきます。多国籍な文化が楽しめる新大久保は、日本にまだ慣れていない外国人も安心して暮らせるはずです。
大久保駅周辺の特徴
大久保駅はJR総武線が乗り入れています。大久保駅の場合、新宿までは電車で片道10分、徒歩で約13分ほどです。
大久保駅から大久保通りを小滝橋通り方面に向かうと、ビルやマンションが立ち並び、新大久保とは雰囲気ががらりと変わります。
新大久保と大久保は名前から間違えやす場所ですが、別の駅なので注意しましょう。
大久保エリアは「静かに暮らしたい」という人におすすめ。大久保駅周辺は新大久保と違いエスニックな異国情緒は薄くなります。大通りから道を入ると閑静な住宅街が広がりクリニックや区役所の出張所、病院、警察署も近く、生活を営むのに不便はありません。
新大久保は食べ歩きやお買い物に便利な活気あふれる街、一方の大久保は少し静かで落ち着いた住宅街といった雰囲気です。
どちらも新宿に近く都心部に位置するにもかかわらず物価も家賃もリーズナブル。住んで飽きの来ない街と言えるでしょう。
(YOKOSO新宿編集部）
