「神田」という街にみなさんはどんなイメージをお持ちですか?
明治大学や共立女子大、専修大学などの教育機関が集中する学生街としての顔。活気ある商店街に、中国料理やうなぎ料理屋が多い「グルメな街」としての顔。
そして、全国的に有名な「神田明神」をはじめとする、東京屈指のパワースポットしての顔など。
古くから東京の中心地として機能してきたこの街では、ひとくくりに「神田」と言っても、その全貌を知るのはなかなか難しそうです。
今回は「神田駅」と「御茶ノ水駅」にポイントを絞って、その知られざる魅力についてご紹介します。
神田駅とその周辺は超便利!
神田駅にはJRの中央線、山手線、京浜東北・根岸線と、東京メトロ銀座線の計4つの路線が通っています。どの路線も東京や新宿、渋谷など、神田を東京のメイン都市と結んでいます。そのため、ビジネスパーソンや若者たちの人出で、昼夜を問わず活気に満ちています。
JR東日本が発表した2020年度の、1日の平均乗降者数によると、神田駅の利用者数はおよそ7万人。商店街や歓楽街のおかげで夜間においても人通りが多く、女性や子どももある程度安心して歩くことができそうですね。
神田駅周辺の商店は今も賑やか
神田駅から出て徒歩1分に位置するのが「神田西口商店街」です。イベントなども積極的に行っており、現在もおよそ60店舗が営業中。その活気は衰え知らずです。
昔ながらのレトロなお店と、流行をキャッチした高コスパの新しいお店が軒を連ねる商店街は、ランチ時間をすぎても多くの人がその神田グルメを堪能しています。
「神田西口商店街」では生鮮食品を扱っているお店は少なく、どちらかというと食べることに長けた商店街です。中国料理からラーメン、江戸前寿司に定食屋と実に様々の飲食店が、街行く人々を自慢の料理で誘っています。
ここに来れば「今日食べたいもの」にきっと出会えるはずです。
変わった商店街? お茶の水楽器店街
つづいて「御茶ノ水」駅にスポットを当ててみましょう。
JR御茶ノ水駅の西側である「御茶ノ水口」から南側の神田古書店街までにかけては、お茶の水楽器店街があります。
楽器をメインに取り扱う商店街として外国からの旅行者にも知られており、世界各地、全国からミュージシャンが集まります。
新品はもちろんのこと、中古の楽器も豊富に取り揃えており、掘り出し物も多く見つかるのだとか。品揃えから、そのクオリティまで世界的にも類を見ない「楽器ストリート」となっているので、楽器好きにとっては、たまらない空間です。
もちろん「楽器は扱ったことないけど音楽は好き」「これから楽器にも触れていきたい」という方にもおすすめですよ。
その他、神田駅にはスポーツ用品を多く取り扱う「神田スポーツ店街」などもあり、マニアが喜ぶような品揃えに長けた特殊な商店街が多くあります。
神田明神はアニメの聖地としてもおすすめ!
神田明神は御茶ノ水駅からと徒歩2分。正式名称を「神田神社」といい、およそ1000人が練り歩く「神田明神祭」は、江戸三大祭りの一角として、伝統を築いています。
だいこく様とえびす様のほか、平将門もまつっており、縁結び・商売繁盛・健康祈願・除災厄除など、あらゆるご利益をもっています。
近年では人気アニメ・ラブライブに登場したことで、ファンにとって聖地巡礼スポットとしても親しまれています。
神田駅周辺は住みやすいエリアなのです!
神田駅は、飲食店がいっぱいで毎日の献立に困ることがありません。「今日は何を食べよう?」とワクワクする毎日が手に入りそうですね。
また御茶ノ水では、趣味の音楽やスポーツを、専門店スタッフのアドバイスを受けながら、よりアカデミックに楽しむこともできそうですね。
新宿や池袋などの華やかな街並みより「落ち着いて」いて、「専門性を高めたい」という人には、きっと心躍る暮らしが待っています。
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(家具付き賃貸編集部)