シニアが快適に過ごせる賃貸です!
60歳以上の介護を必要としない元気なシニアの方が賃貸マンションへの入居をお考えの場合、おすすめしたいのが「高齢者向け賃貸」です。
高齢者向け賃貸といっても一般的なマンションと同じで、完全個室(トイレ、浴室、キッチン完備)でプライバシーを保ちながら自由に生活を送ることができます。
一般賃貸と同様に賃貸借契約を締結して入居します。老人ホームへの入居に比べると、入居金などのまとまったお金を用意する必要ないので、礼金・敷金で気軽に入居することが可能です。
入居のさいに必要なのは、敷金、礼金、賃料、管理費など。嫌になったら解約も簡単、一般賃貸と同様に解約することができます。
参考記事
■高齢者(シニア)向け賃貸住宅とは?
なぜ、シニアの方に高齢者向け賃貸やサ高住をおすすめしたいのか、いくつかの理由をご説明します。
1, 高齢になると賃貸は借りにくい
定年を迎えた高齢者が一般賃貸を借りるときに、預貯金が十分あるにもかかわらず入居を断られるケースもあります。これは、預貯金や年金が十分にあっても、年齢的なことや実収入がないことがネックとなるためです。
また、家主や不動産会社は、万が一孤独死や家賃滞納などが起きた時のことを懸念するためです。
高齢者向け賃貸なら、生活を賄える預貯金や年金があればスムーズに入居することが可能です。
参考記事
■「高齢者向け賃貸住宅」ってどんな住まい?「一般賃貸」との違いは?
■老後は「持家」か「賃貸」か?それぞれを比較して考える
2, 空き家問題や相続問題を回避できる!?
近年では、「空き家」が増加しており、社会問題となっています。元気なうちに家を売却して、高齢者向け賃貸に入居する方も都市部を中心に増加傾向にあります。
賃貸への入居のメリットとしては以下のような理由があります。
・相続対策を考える必要がない
・住み替えが簡単
・固定資産税などの資産に関わる税金がかからない
・建物のメンテナンスや修繕費がかからない
もちろん、持ち家に比べると、毎月の家賃を支払い、自由にリフォームや改装などのデメリットもあります。
参考記事
■【不動産相続】親の家は残すべき?子供に自宅を相続させる場合のメリット・デメリットや売却が有利なケースを解説
■「古い実家を処分したい」相続後の問題をどう解決する?予防策は?
3, 身元引受人を設定するから入居もスムース、いない場合は?
高齢者向け賃貸を借りるとき、一般賃貸では必要ありませんが保証人の他、身元引受人を定める必要があります。いない場合は保証協会などを利用することでカバーできます(※詳細についてはお気軽にお尋ねください)。
この身元保証人がいることで大家さんの心配がなくなり、年金暮らしでも賃貸住宅を安心に借りることができるのです。
参考記事
■保証人がいなくても安心!身元保証サービスとは?
今回は、60歳を過ぎて賃貸を借りるなら高齢者向け賃貸がおすすめということでご紹介しましたが、老後の暮らし方は人それぞれです。
ご自分のライフスタイルや家族環境、健康状態、生活環境、年金や資産額などを踏まえて、どのような場所で、どのように暮らしをしたいのかを早いうちからシュミレーションしておくことをおすすめします。
家具家電付きではありませんがレストランも併設、ホテルライクなサービスが充実の自立型サ高住です。
積水ハウス「グランドマスト」は、シニアが安心・快適に暮らすためのサービスとレストランを併設した賃貸住宅です。
■「グランドマストシリーズ」その魅力とは?
■「グランドマスト・シリーズ」物件一覧
家具付きではありませんが、シニア専用の賃貸住宅です。
旭化成のシニア向け賃貸「ヘーベルillage・シリーズ」は、首都圏を中心に1,200戸を超えるシニア向け賃貸住宅です。バリアフリーに加え、生活を支える各種サービスも備えています。
■「ヘーベルVillage(ヴィレッジ)」その魅力とは?
■首都圏の「ヘーベルVillage」一覧ページ
(文:松尾まみ)
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