近頃、若者を中心に人気急上昇中なのが、台東区にある「蔵前駅」です。浅草や上野と比べればマイナーな駅ですが、おしゃれなカフェの出店も多く「落ち着いて暮らせる」ともっぱらの噂になっています。
個性的な文化も多く発信していることから「自分らしさ」を見つけるにも、もってこいの街かもしれませんね。
今回は蔵前駅の知られざる魅力についてフォーカスしてみましょう。
蔵前駅とその周辺の魅力に迫る!
浅草線と大江戸線が通っている「蔵前駅」の一日平均利用者数はおよそ3万6千人。大江戸線は新宿直通のため、およそ30分と、少し時間はかかりますが通勤・通学にも便利です。
蔵前は隅田川沿いのエリアであり、川を挟んでそびえたつスカイツリーは、地域住人にとっても街のシンボルとなっています。
また夜景やショッピングを楽しめる「汐留駅」や、築地場外市場まで徒歩1分の「築地市場駅」までのアクセスにも優れており、休日の過ごし方も多種多様。
日頃のお買い物には「まいばすけっと 蔵前駅前」が使い勝手が良くおすすめです。都営大江戸線「蔵前駅」より徒歩2分、23時まで営業しています。
都会の喧騒を忘れて落ち着ける場所も多い
蔵前エリアで忘れてはならない、癒しのスポット。それが「隅田川」です。春には日本を象徴する「桜」の名所になり、夏には大規模な花火大会で多くの人が賑わいます。
隅田川の周辺は遮るものが少ないことから、夜景も大変きれいです。嫌なことがあっても、ゆっくりとした川の流れをみていると、心まで浄化されるようですよね。隅田川をみながら、ジョギングなどの趣味を楽しむ人も多いですよ。
また蔵前から臨める隅田川の景観と言えば、ビールでお馴染みアサヒグループビルのオブジェ。金色の雲、筋斗雲(きんとうん)のような見た目でとても印象的です。
近代的な顔を見せる一方で伝統も集まる蔵前
日本ならではの工芸品が多く集まるのも蔵前エリアの魅力のひとつです。昔から職人が多く集まる街として知られ、現代思考が随所に散りばめられた美しい工芸品は、多くの人々を魅了しています。
たとえば文房具店「カキモリ」では、自分だけのオリジナルのノートやインクを作ることができます。
手作りのオーダーノートは一番お安くて税抜800円です。リングの種類や紙質にこだわることもできますよ。
またレザーグッズなどを取り扱うお店も多く、製品と空間の余白が融合した店内は、ちょっとしたギャラリーのような緊張感も漂っています。
工芸品に疎い人でも、おしゃれなお店の外観とプロのアドバイスに引き寄せられ、ついつい、足を踏み入れてしまうかもしれません。
蔵前駅の人気は今後も続くはず
リラックスできる自然豊かなスポットもありつつ、現代的なカフェやショップにも恵まれた蔵前。
近年では、マガジンハウスのPOPEYEでも東京巡りのおすすめスポットとして紹介されていることから、注目度と人気が上がっていることが感じられます。
伝統芸能の継承、現代技術や流行を汲んだ店も多く、その街全体の雰囲気に「自分らしくいていいよ」と言われているような気もしてきます。
東京の慌ただしい毎日に疲れてしまったら、ぜひ「蔵前エリア」に訪れてみてはいかがでしょうか?
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(家具付き賃貸編集部)